根管治療
肉眼の3.4倍から21.3倍に拡大して診る事ができる、マイクロスコープを使用した、精密で緻密な歯の根っこの治療をご紹介。
マイクロスコープは、電子顕微鏡のことです。虫歯に汚染された部位や、歯の根っこの部分など、とても肉眼(裸眼)では捉えきれない細かさの部分を拡大し、観察できます。
マイクロスコープを使用することで、精密な診断や治療が可能になることで治療の質が格段に上がります。
なかの歯科クリニックで採用しているマイクロスコープは、世界的な光工学機器メーカーとして医薬品開発、診断技術の向上、新素材の開発などを支えるトップメーカーであるカールツァイス社製を採用しています。
肉眼の3.4倍から21.3倍に拡大して診ることができるため、今まで肉眼や拡大鏡で見る事が難しかった部分も、しっかりと確認しながら確実な治療を行うことができます。
根管はとても狭く複雑に入り組んだ形をしていています。肉眼のみで治療を行う場合は、レントゲンを参考にしながら”経験”と”勘”を頼りに手探りで治療を進めていくことが多く、治療箇所のズレや健康な歯を余計に削ってしまうことがあります。
しかし、マイクロスコープを使用することで根管内を拡大してしっかりと確認しながら治療を進めることができる為、より精密で正確な治療が可能になっています。マイクロスコープは、ミクロン単位での正確さが必要な根幹治療には欠かせない存在です。
大きな虫歯や細菌の感染によって歯の根の中が汚染されてしまうことがあります。必要に応じて麻酔をします。
根の中にしっかりアプローチできるように虫歯や汚染された歯質を削ります。
歯の根っこの中はとても細い管なので、細い器具を使って神経を取ります。
掃除と消毒を行い、完全に殺菌できるまで繰り返します。回数がかかることもありますが、ここで中断してしまうと、歯の内側から腐ってしまうので、治療は最後まで継続しましょう。
掃除と消毒が終わったら、充填剤を詰めて、細菌の侵入を防ぎます。根管治療終了後、つめ物やかぶせ物をして治療を終了します。